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バリ倶楽部さすけ/自己紹介「バリ島クタ育ちの自分の生い立ち」

バリ倶楽部さすけ/自己紹介「バリ島クタ育ちの自分の生い立ち」

BY バリ倶楽部 さすけ · 2016年4月20日



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こんにちは、バリ倶楽部のさすけ(@sasuke80)です。今回初めての投稿なので自己紹介します。

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バリ倶楽部さすけ:

東京生まれバリ島育ち。5歳~22歳はバリ島、23歳~33歳は日本。DNAは100% Made in Japanですけど、5歳からバリ島に住んでいますので中身はほぼバリ人です(笑)。

初めてバリ島に来たのは1985年。もう31年前ですね~その当時のバリ島のクタは田舎の漁師町で今のようなホテルがいっぱい立ち並んでる風景とかけ離れていて、塗装もされてない道の両サイドに大きなアカシアやガジュマルの木がズラリと並んでいて風情のある町でした。
多くの民家もまだわらぶき屋根、壁は「ブデッグ」という竹を編んで出来た壁だったりとシンプルな暮らしをしてました。当時僕が住んでいた家(今も住んでます)もシンプルな作りで、バリ島ならでは家の造りでキッチン、トイレ、井戸、寝室が別々の建物になっています。

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僕が8歳のころ、ミミという猫を飼っていて、なんでそうなったのか分からないけど井戸の中に転落!。
バリ島の井戸は昔の日本の井戸(貞子がじわりとあがってきてた井戸)と同じなので、転落しやすいかしずらいかで言うと。。。まぁ~しやすい方ですけど、まさか猫が転落するなんて思わなかったので10分~15分くらい「ミミ~!ミミ~!」と無意味に叫びながらおどおどしてました。勿論ミミは僕のエールで登れたってこともなくニャーニャーからギャーギャー泣き始めた。
このままじゃミミが死ぬっと思ったので、井戸に降りてミミを救う決心をした。木登りの自信があったので深く考えず、井戸水を引く為のぶらさがっていた鉄パイプを辿って下まで降りた。ミミがいる井戸の水面までは5メートル、やっとミミを掴んで肩に乗せた。ぶるぶる震えてるミミがびしょびしょでいっそう痩せて見えた。

降りたはいいけど足が濡れててうまく上がれない!よじ登れない!やばいやばい!何回もトライしたけど体力だけがなくなる。子供ながらにこんなカッコ悪いことはないと思った。降りた時はお昼の2時。姉貴が塾から帰ってくるのは4時。オカンは6時。。。どうしよー!
選択しは2つ。

  1. 思いっ切って叫ぶ(凄いかっこ悪くて一番恥ずかしいパターン)
  2. 姉貴が帰ってくるまでじーっと待つ(もしかすると自力で上がれるチャンスも)

結局は叫ぶ勇気もなく2番目を選択した。
予想通り2時間後には姉貴が帰って来たけど、2歳年上の10歳の女の子が僕を引き上げることは出来るはずもなく、結果近所の人を呼んで、あっという間にやじ馬ができた。もう~1番最悪のパターンのやつ!!。大人たちがロデオの様なロープを作り、僕はそれをワキの下まで通して、水揚げされたマグロの様な感じで恥ずかしかった~!。傷一つなく無事生還。3日たったころには、その出来事もケロッと忘れたけど、その出来事から何点か学んだ。

  1. 神様は最低でも2択を与えてくれる。
  2. いいことをするのって難しい。

そんなおっちょこちょい8歳だったけど、35歳になった今もさほど変わらない。人間そんな簡単に変わらないですね~(笑)。今日書きながら気付きました。
こんな感じですけど、今後ともよろしくお願いします。

バリ倶楽部さすけ
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